群馬県は、クラスターに発展する可能性があるとして店名を公表し、この店を利用した人は最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。群馬県が店名を公表したのは太田市飯田町にあるクラブ「Zanzabar」です。
県によりますと、先月30日から4日までに新型コロナウイルスへの感染が確認された県内や近隣の県の合わせて4人がいずれもこのクラブの従業員や利用客だったということです。
県はクラスターに発展する可能性があるとして、国のガイドラインに基づき店側の了解を得たうえで店名を公表しました。
先月24日は4人全員が、また先月26日は4人のうち1人が店内にいて、このうち26日には50人ほどが集まるイベントが開かれていたということです。
県はこの2日間に店を利用した人は、最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。
群馬県の武藤幸夫健康福祉部長は「群馬県内だけでなく近くの県の利用者もいるとみられることから心当たりがある人はぜひ連絡してほしい」と話しています。