長崎県佐世保市の
動植物園で、
先月、コモンリスザルの
赤ちゃん2
頭が
生まれ、
母親の
背中にしがみつく
かわいらしい姿を
見せています。
中南米のジャングルに
生息するコモンリスザルは、
成長しても
体長が30
センチほどにしかならない
小さなサルで、
長い尾に
加え、
好奇心旺盛な
性格が
特徴です。
佐世保市の動植物園、「森きらら」ではこれまで11頭のコモンリスザルを飼育していましたが、先月3日に16歳のメス「ウスコ」が、24日には4歳のメス「リオ」がそれぞれ1頭ずつ赤ちゃんを生みました。
赤ちゃんは、いずれもまだ体長が10センチ余りと小さく、性別は分かっていないということです。
園内では、2頭の赤ちゃんが母親の背中にしがみつく愛らしい姿や母乳を飲む姿も見られ、訪れた家族連れなどが写真を撮るなどして楽しんでいました。
赤ちゃんが母親の背中にしがみつく姿が見られるのは、生後2か月ほどまでだということです。
動植物園「森きらら」でコモンリスザルの飼育を担当する吉田幸さんは、「母親のおなかのほうに来てお乳を飲んだり、最近では周りのものに興味を持って活発に動いたりしているので注目してもらいたいです」と話していました。