米SNS大手ツイッターの株価が10日、最大5%の上昇を見せました。株価の上昇はツイッターが中国の人気アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の買収について予備的な交渉を行ったと報じられたことを受けたものです。
トランプ米政権はティックトックの米国での運用を禁止することを求めています。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは8日、取引にはティックトックの米国事業も含まれていると報じましたが、ツイッターが買収に動くかどうかは不明です。報道によれば、ティックトックの企業価値は数百億ドルに上りましたが、ツイッターの時価総額は約300億ドルとティックトック買収の余力があるか疑問視する声も出ています。
米マイクロソフトは先ごろ、ティックトック買収について協議を進めていると明らかにしました。