東京とうきょう 飲食いんしょく店てんなどの営業えいぎょう時間じかん短縮たんしゅく 23区くは来月らいげつ15日にちまで延長えんちょう

この中なかで小池こいけ知事ちじは「新規しんき陽性ようせい者しゃ数すうは低下ていか傾向けいこうだが、依然いぜん高こう止とまりしている。お盆おぼん休やすみ明あけ以降いこうの人ひとの流ながれのデータを見極みきわめる必要ひつようがあり、専門せんもん家かからは『現在げんざいの対策たいさくや取り組とりくみを維持いじする必要ひつようがある』とのコメントをいただいている」と述のべました。

そして、酒さけを提供ていきょうする都内とないの飲食いんしょく店てんやカラオケ店てんに要請ようせいしている午後ごご10時じまでの営業えいぎょう時間じかんの短縮たんしゅくについて、23区内くないは来月らいげつ15日にちまで延長えんちょうすることを決きめました。

応おうじた事業じぎょう者しゃには、協力きょうりょく金きんとして15万まん円えんを支給しきゅうします。

一方いっぽう、23区く以外いがいの多摩たま・島とうしょ地域ちいきは、予定よてい通どおり今月こんげつ31日にちで要請ようせいを解除かいじょすることも決きめました。

小池こいけ知事ちじは「事業じぎょう者しゃの皆様みなさまにはこれまで負担ふたんをおかけしてきたが、引き続ひきつづき、何なにとぞご理解りかいご協力きょうりょくをいただきたい」と述のべ、協力きょうりょくを呼よびかけました。

居酒屋いざかや店長てんちょう「効果こうかがわからないまま23区くだけ延長えんちょうと言いわれても」

東京とうきょう都内とないの酒さけを提供ていきょうする飲食いんしょく店てんなどへの営業えいぎょう時間じかん短縮たんしゅくの要請ようせいが23区内くないで9月つき15日にちまで延長えんちょうされたことを受うけて、新宿しんじゅくの居酒屋いざかやの店長てんちょうは「経営けいえい的てきにとても厳きびしい。23区くだけ延長えんちょうするなら短縮たんしゅくしたことによる効果こうかをきちんと説明せつめいしてほしい」と胸むねの内うちを語かたりました。

ビジネス街がいにある東京とうきょう 新宿しんじゅくの居酒屋いざかやでは、都との要請ようせいを受うけ、8月つき3日にちから営業えいぎょう時間じかんを2時間じかん繰り上くりあげ、午後ごご10時じまでとしてきました。

この居酒屋いざかやでは、アルコールの注文ちゅうもんが増ふえる時間じかん帯たいに、営業えいぎょうが2時間じかん短みじかくなることで、全体ぜんたいの売り上うりあげが3割わり落おちてしまうということで、今月こんげつの売り上うりあげは、このままのペースで行いくと、去年きょねんの8月つきと比くらべて8割わり近ちかく落おちる見通みとおしだということです。

また、飛ひまつ対策たいさくとして4人にん席せきの机つくえの間まをカーテンで仕切しきったり、カウンターでは、いすを1つ空あけて利用りようしてもらっているということですが、こうした対策たいさくにもかかわらず、効果こうかが数字すうじで表あらわされないまま、営業えいぎょう時間じかん短縮たんしゅくの要請ようせいが延長えんちょうされることに、疑問ぎもんを感かんじているといいます。

「和わ創作そうさく 空そら Ｋｕｕ 西新宿にししんじゅく」の門倉かどくら和幸かずゆきエリアマネージャーは、「感染かんせん者しゃ数すうがピークを越こえて少すこしずつ減へり、あと数すう日にちでようやく解除かいじょされると思おもっていたので延長えんちょうと聞きき、がっかりしました。コストをかけて感染かんせん症しょう対策たいさくをして、都とのステッカーを貼はっていますが、さらに営業えいぎょう時間じかんの短縮たんしゅくというのはつらいです。感染かんせん人数にんずうにどのくらい効果こうかが出でているのかわからないまま、23区くだけ延長えんちょうと言いわれても、納得なっとくするのが難むずかしく、経営けいえい的てきに本当ほんとうに厳きびしいです」と話はなしていました。