アメリカ大統領選挙に
向けた
共和党の
全国党大会で、
トランプ大統領が
指名受諾演説にのぞみます。
保守的な
価値観を
重視する
姿勢を
強調するとともに、
民主党のバイデン
候補を
過激な
左派だと
攻撃して
対立の
構図を
鮮明にし、みずからの
再選への
支持を
訴えるとみられます。
11月のアメリカ大統領選挙に向けた与党・共和党の全国党大会は27日、最終日を迎え、トランプ大統領がホワイトハウスで指名受諾演説にのぞみます。
トランプ大統領は演説で就任以来、経済や不法移民対策、各国との貿易で成果をあげたとアピールする見通しです。
また、保守的な価値観を重視する姿勢を強調するとともに、野党・民主党のバイデン候補を過激な左派に操られ、アメリカを変容させると印象づけ、対立の構図を鮮明にするねらいだとみられます。
さらに、黒人男性が警察官に背後から銃撃されたことへの抗議デモが続いていることに対しては、法と秩序を重視する姿勢を示すのに対し、バイデン氏では治安を維持できないと攻撃して、その違いを強調するとみられます。
大統領選挙では伝統的にホワイトハウスを選挙活動に利用することは控えられてきましたが、今回は大勢の招待客を招いて大々的に演説を演出し、ホワイトハウスの政治利用に反発が強まっています。