中国商務省は30日までに、先端技術の海外移転の規制を強化しました。中国メディアによると、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)は30日、規制を順守すると表明しました。米国事業の売却交渉が滞る可能性もあります。
商務省は28日、海外移転を禁止・制限する技術リストの改訂版を公表しました。国営通信の新華社は、ティックトックの米国事業売却はデータ分析や人工知能(AI)関連の技術移転規制に触れる可能性があるとして「交渉を停止するかどうか、しっかり検討するべきだ」と主張する専門家の見方を報じました。