2
日、
鹿児島県奄美大島沖を
航行していたパナマ
船籍の
貨物船と
連絡がとれなくなり、43
人いたとみられる
乗組員のうち、フィリピン
人の
男性1
人が
漂流していたところを
海上保安本部の
巡視船に
救助されました。
海上保安本部は
ほかの
乗組員の
捜索を
続けています。2
日未明、
台風9
号が
接近していた
奄美大島の
西、およそ185
キロの
海上で、パナマ
船籍の
貨物船、「GULFLIVESTOCK1」から
遭難信号が
発信され、
連絡がとれなくなりました。
このため第10管区海上保安本部や自衛隊が捜索にあたっていたところ、2日午後10時すぎ、奄美大島の北西およそ120キロの海域で救命胴衣を着て漂流していた男性1人を海上自衛隊の哨戒機が見つけ、1時間後、男性は海上保安本部の巡視船に救助されました。
海上保安本部によりますと、救助されたのは連絡がとれなくなった貨物船の乗組員のフィリピン人の男性で、命に別状はないということです。
貨物船には、男性のほかに、フィリピン人38人、ニュージーランド人2人、オーストラリア人2人の合わせて42人が乗っていたとみられるということで、海上保安本部が巡視船や航空機を出して捜索を続けています。