消費者庁は、大部分があたかもメロン果汁であるかのような表示でミックスジュースを販売していたキリンビバレッジに対し、課徴金1915万円の支払いを命じました。
課徴金の対象は、キリンビバレッジの「トロピカーナ100%まるごと果実感メロンテイスト」のパッケージの表示です。
実際はブドウやリンゴの果汁が大半で、メロン果汁は2%程度しか使われていませんでした。
消費者庁は去年9月に景品表示法に違反するとして、再発防止などを命じていました。
課徴金は、2020年6月から去年9月までの売り上げなどから算出されました。
課徴金の納付命令について、キリンビバレッジは「表示に関するチェック体制を強化し、再発防止に努める」としています。