ソウル西部地裁は10日、寄付金の横領などの罪で起訴された「正義連」の前理事長尹美香被告に罰金1500万ウォン、日本円でおよそ156万円の判決を言い渡しました。
理由について裁判所は、尹被告が団体への寄付金を巡り「口座に保管していた資金およそ1700万ウォンを個人的に横領した事実が認められる」としています。
尹被告は文在寅(ムン・ジェイン)政権時代に与党「共に民主党」から出馬し国会議員に当選。その後、2020年に元慰安婦の女性に告発され検察が在宅起訴していました。
尹被告はその後党を除名されたものの今も無所属で議員を続けていて、一部で批判の声が上がっていました。