JR東日本は、風が弱まりしだい運転を再開するとしています。
JR東日本によりますと、東北新幹線は、26日午前10時半ごろ、宮城県内に設置している風速計で風の強さが規制値に達したため、東京駅と盛岡駅の間の上下線で運転を見合わせています。
当初は福島駅で架線に付着物が見つかったことを受けて、東京駅と仙台駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、強風の影響で見合わせ区間が拡大しました。
JR東日本は、風が弱まりしだい運転を再開するとしています。
宮城 白石 最大瞬間風速が35mに
宮城県白石市を含む東北地方の太平洋側南部では、低気圧や前線の影響で風が強まり暴風が吹いています。
白石市では風が強まり、26日午前10時には最大風速が20.8メートル、10時9分には最大瞬間風速が35メートルとなっていて、2008年の統計開始以来、最も強くなっています。
そのほか、午前11時前には福島県白河市で32.6メートル、福島県郡山市では32.1メートルの最大瞬間風速をそれぞれ観測しています。
東北地方の太平洋側南部では夕方にかけて暴風が吹くおそれがあり、気象庁は暴風による交通への影響や建物被害に警戒するよう呼びかけています。