ウクライナへの侵攻を巡り、ロシア軍に派遣されている北朝鮮兵が今年に入って新たに3000人以上追加されたと韓国軍が明らかにしました。 韓国軍によりますと、ロシアに派遣した北朝鮮兵1万1000人のうち、およそ4000人が死傷したということです。 さらに「今年1月から2月にかけて新たに3000人以上の兵士が追加で派兵された」という分析を明らかにしました。 また、北朝鮮はロシアに対して「兵力だけでなく、ミサイルや砲兵装備に加え、弾薬支援も続けている」と説明しました。 そのうえで韓国軍は「相当数の短距離弾道ミサイルのほか、170ミリ自走砲や240ミリロケット砲、220余りが支援された」とし、「今後も戦況によって増加する」という見方を示しました。 ゼレンスキー大統領は7日、一時、撤退していた北朝鮮兵がロシア・クルスク州の前線に再び投入されたと明らかにしています。