大阪 門真市の
高齢者施設で
先月中旬以降、
入所者や
職員合わせて61
人が
新型コロナウイルスに
感染し、6
日までに
入所者14
人が
亡くなっていたことが
分かりました。
門真市などによりますと、市内の有料老人ホームで先月11日、入所者2人が発熱したためPCR検査をしたところ、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
その後6日までに、入所者37人、職員22人、合わせて61人の感染が相次いで確認されました。
このうち、入院先が決まらずに施設で療養し、その後症状が悪化するなどして入所者の14人が亡くなったということです。
この施設の定員は44人で、およそ3分の1の入所者が新型コロナウイルスに感染し死亡したことになります。
施設側の担当者はNHKの取材に対して「現時点では答えられない」としています。
大阪を中心に関西では新型コロナウイルスの感染拡大と医療提供体制の危機的な状況が続いてます。
神戸市内の介護老人保健施設でも先月中旬以降、入所者と職員ら合わせて123人の集団感染が確認され、このうち13人が亡くなっていたことが判明しています。
関係者によりますと、神戸市内の医療提供体制がひっ迫していたため多くの感染者が入院できず、施設内で待機や療養をしていたということです。