3日の朝、徳島県阿南市の海岸にアカウミガメという亀が1匹いました。近所の人が見つけました。
この海岸には、昔からアカウミガメが卵を産みに来ていました。市によると、1959年には1年に780回ぐらい来ました。しかし、最近は来ることが少なくなって、4年前から誰も亀を見ていませんでした。
3日に来た亀は体の長さが110cmぐらいでした。海岸に15分ぐらいいて、海に帰りました。卵は見つかっていません。
亀を見つけた人は「砂に何かを引きずった跡があって、亀がいたので驚きました。来てくれて、本当にうれしいです」と話しました。
市は「みんなが海岸をきれいにしていたから、来てくれたと思います。亀がまた来たときは、遠くから静かに見てください」と話しています。