23
日朝、
盛岡市の
岩洞湖で
テントを
張ってワカサギ
釣りをしていた
小学生の
子ども2
人と
母親が、
一酸化炭素中毒とみられる
症状を
訴えて
病院に
搬送されました。
警察によりますと、
全員意識はあり、
命に
別状はないということです。
地元漁協などは、
テントの
中での
一酸化炭素中毒による
事故に
注意を
呼びかけています。
23日午前8時すぎ、盛岡市薮川の岩洞湖で、テントを張ってワカサギ釣りをしていた小学生の女の子2人と母親の具合が悪くなったと消防に通報がありました。
3人はドクターヘリなどで病院に運ばれ、警察によりますと、全員意識はあり、命に別状はないということです。
警察によりますと、3人は家族4人でワカサギ釣りに来ていて、防寒のためテントの中でガスヒーターを使っていたということです。
この際、テントを閉めきっていたとみられ、警察は換気が不十分だったために一酸化炭素中毒を起こしたとみています。
岩洞湖では去年3月、釣り客がテントの中でバーナーをたいて一酸化炭素中毒で死亡する事故が起きたほか、22日も男性が救急搬送されていて、警察や地元漁協は、テントの中で暖房を使う場合はこまめに換気をするよう呼びかけています。
岩洞湖漁業協同組合の佐々木逸人監視長は「テントを使う場合は、入り口などを開けて、閉めきった状態にならないよう常に換気を意識しながら釣りをしてほしい」と話しています。