現職に
新人3
人が
挑んだ
宮崎市長選挙は、
新人で
医師の
清山知憲氏が
初めての
当選を
果たしました。
宮崎市長選挙は開票が終了しました。
▽清山知憲、無所属・新。当選。5万6943票。
▽戸敷 正、無所属・現。4万2929票。
▽斉藤了介、無所属・新。2万6302票。
▽大村嘉一郎、無所属・新。1359票。
新人の清山氏が、4期目を目指した現職の戸敷氏らを破って、初めての当選を果たしました。
清山氏は40歳。
医師で、宮崎県議会議員を経て4年前の宮崎市長選挙に立候補し、現職の戸敷氏に敗れましたが、今回、再び立候補しました。
選挙戦で、自民党の地域支部の支援は、清山氏と戸敷氏に分かれた一方、立憲民主党や国民民主党の地域支部は清山氏を支援しました。
清山氏は新型コロナの感染対策で市民に負担を強いる立場として、2年間、市長の給与を30%カットすることや、市の職員が新しい取り組みに積極的に挑戦できるような組織改革を進めることなどを訴えました。
そして、支援を受けた各党の支持層のほか、無党派層からも幅広く支持を集めました。
宮崎市選挙管理委員会によりますと、今回の宮崎市長選挙の投票率は38.76%で、前回・4年前の選挙に比べて3.45ポイント低くなりました。
清山氏は、「およそ40万人の宮崎市民のために仕事をしていく責任の重さを痛感している。40歳という年齢ではあるが、みなさんの声に耳を傾けながらこれから明るく前向きな街づくりを始めていきたい。また、新型コロナウイルスの対策にもしっかりと臨んでいきたい」と話しました。