イギリスのエリザベス女王が6日、即位から70年を迎えました。
エリザベス女王は1952年父親のジョージ6世の死後、25歳で即位しました。
70年の在位期間は歴代のイギリス君主としても、世界の存命の君主としても最長です。
昨年、長年連れ添った夫のフィリップ殿下を亡くしたほか、孫のヘンリー王子の王室離脱問題や、息子のアンドリュー王子のスキャンダルなど困難が続いていますが、5日には、チャールズ皇太子の妻、カミラ夫人について、チャールズ皇太子が国王に即位する際には正式に「王妃」と呼ばれるように希望する、との意向を明らかにしていて、長年の憶測に終止符を打ち引き続き王室の長としての存在感を示しています。
今年6月には即位70年を記念した一連の祝賀行事が計画されています。
なお、2012年に開かれた女王の即位60年の記念の昼食会には現在の上皇さまご夫妻が出席されています。