アメリカの司法省は8日、ハッキングによって6年前に取引所から流出したビットコインと言われる暗号資産36億ドル以上、およそ4100億円分を押収したと発表しました。
司法省が手掛けた金融資産の押収額としては過去最大になるということです。
また、このビットコインの資金洗浄を行っていた疑いで、自称、起業家のイリヤ・リヒテンシュタイン被告ら夫婦を逮捕しました。
夫婦は盗まれたビットコインを管理し、金やギフトカードに換えていたとみられています。
ビットコインの取引が活発になるなか、アメリカの司法当局は取引の監視に力を入れているということです。