フェイスブックなどを運営するアメリカのIT大手メタがロシア人への暴力行為を呼びかける投稿を認めたとして、ロシア検察当局はメタを「過激派組織」に指定するよう申し立てました。
ロシア検察当局は11日、フェイスブックやインスタグラムを運営するメタについて、ロシア人などへの暴力行為を呼びかける投稿を認めたとして「過激派組織」に指定するよう申し立てました。
これを受け、捜査当局はメタに対する捜査を開始しています。
メタが運営するフェイスブックはすでにロシア国内からのアクセスを遮断されていますが、インスタグラムもブロックされるとしています。
この問題をめぐっては、ロイター通信が10日、メタがウクライナ侵攻への抵抗という趣旨に限り、プーチン大統領やベラルーシのルカシェンコ大統領らに対する暴力的な内容の投稿を一時的に認めていると伝えていました。