ネットスーパーの需要が拡大するなか、流通大手のイオンはAI(人工知能)やロボットを活用した新しいネットスーパーのサービスを始めました。
10日から東京と千葉の一部で始まったサービスでは、食料品や日用品、医薬品などおよそ2万品目を物流拠点から自宅まで届けます。
インターネットで注文を受けると、AIで制御された1000台ほどのロボットが商品を保管場所から袋詰めをする従業員のもとまで運びます。
6分間でおよそ50個の商品を運べるということです。
配送についてもAIが最適な経路を計算し、配送が集中する時間帯でも今までより多く届けられるとしています。
ネットスーパーの需要が急増し、小売り各社は物流拠点の開設を進めています。
ネットスーパーの市場規模は3000億円余りに上ると見込まれています。