私わたしたち1人にん1人にんが検査けんさを受うける機会きかいを増ふやすことが狙ねらいで、感染かんせん拡大かくだいの防止ぼうしにも期待きたいがかかります。

インターネットでの購入こうにゅうにあたっては、薬剤師やくざいしが正ただしい使用しよう方法ほうほうや陽性ようせいだった場合ばあいの対応たいおうについて説明せつめいすることが必要ひつようになる見通みとおしです。

製造せいぞうメーカーや販売はんばい業者ぎょうしゃ、さらに購入こうにゅうした人ひとに向むけたガイドラインの策定さくていも終おえていて、早はやければ今月こんげつ中ちゅうに販売はんばいが開始かいしされるということです。

これまで、医療いりょう現場げんばでの使用しように加くわえ、薬剤師やくざいしが使用しよう方法ほうほうを購入こうにゅう者しゃに説明せつめいすることを条件じょうけんに、去年きょねん秋あきから薬局やっきょくでの販売はんばいが特例とくれい的てきに認みとめられていました。

しかし、経済けいざい社会しゃかい活動かつどうがさらに活発かっぱつ化かすれば、陰性いんせい証明しょうめいを求もとめられることが増ふえることや、いわゆる第だい7波はでは医療いりょう機関きかんに患者かんじゃが殺到さっとうして検査けんさを受うけにくい状況じょうきょうになっていることなどから、誰だれもが安やすく確実かくじつに入手にゅうしゅできる体制たいせいを確保かくほすべきだという提言ていげんが専門せんもん家かから出だされていました。

このうち「医療いりょう用よう」の検査けんさキットは医薬品いやくひんの審査しんさを行おこなうPMDA（ピーエムディーエー）＝医薬品いやくひん医療いりょう機器きき総合そうごう機構きこうが審査しんさを行おこない、その上うえで厚あつ労ろう省しょうが承認しょうにんすると、使用しようできることになっていて、「体外たいがい診断しんだん用よう医薬品いやくひん」と必かならず明記めいきされています。

現在げんざい30のメーカーのあわせて56種類しゅるいあります。

一方いっぽう、承認しょうにんを受うけていないものは「研究けんきゅう用よう」の検査けんさキットと称しょうして市場しじょうに出回でまわっていて、インターネットなどで販売はんばいされています。

しかし、これらは国くにとして性能せいのう確認かくにんなどを行おこなっていません。

中なかには、国くにに承認しょうにんされたものであるかのような表示ひょうじの検査けんさキットもあるといい、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「研究けんきゅう用ようの検査けんさキットは国くにが認みとめたものではなく、精度せいどが不明ふめいなため、使用しようしないでほしい」として注意ちゅういを呼よびかけています。

17日にちに開ひらかれた厚生こうせい労働ろうどう省しょうの部会ぶかいでは専門せんもん家かから、「医療いりょう現場げんばで検査けんさキットが確保かくほできないことがないよう、医療いりょう機関きかんへの供給きょうきゅうを最さい優先ゆうせんにし、在庫ざいこを管理かんりすべきだ」といった意見いけんが出だされました。

国くにはインターネットでの販売はんばいが解禁かいきんされた後のちも安定あんていして在庫ざいこを確保かくほできるよう、毎週まいしゅう、生産せいさん量りょうや輸入ゆにゅう量りょう在庫ざいこ量りょうをモニタリングをしていくとしています。