内海投手は先頭の中村晃選手を速球でピッチャーゴロに打ち取り、2人目の三森大貴選手から変化球で見逃し三振を奪うなど1回を投げヒット1本、三振1つを奪い無失点でした。
ことし5月以来の登板となった内海投手は試合後、「マウンドに上がるときに応援で後押しをしてもらい、僕の中でスイッチが入った。2点差という想像していない場面での登板で緊張したが、なんとか仕事ができたのでほっとしている」と振り返りました。
そして、チームが優勝争いを繰り広げる中で2位ソフトバンクとの直接対決で登板したことについて、「引退試合ではなく、真剣勝負だったので、引退を表明したあとにも登板させてもらったことには本当に感謝しかない」と話していました。
残りの現役生活については、「今から変えられることはないが、しっかり準備をすることは若手選手にも見せられる。自分が今までやってきたキャリアのすべての引き出しを開けながら、乗り越えていきたい」と意気込みを示しました。