(1)〔金瓮(カナヘ)の意〕
食物を煮るのに用いた金属の器。
→ 鼎
(2)〔夏の禹王(ウオウ)が九鼎を作り, 王室の宝とした故事から〕
王位。 また, 王位の象徴。
<i>~の軽重(ケイチヨウ)を問う</i>
〔「左氏伝(宣公三年)」より。 晋の景公を破って心のおごった楚の荘王が, 無礼にも周の宝器たる九鼎の大小・軽重を問うた故事による〕
統治者を軽んじ, これを滅ぼして天下を取ろうとする。 人の実力を疑って, その地位をくつがえそうとする。 また, 人の能力を疑う。
<i>~の沸(ワ)くが如(ゴト)し</i>
〔漢書(霍光伝)〕
鼎の中の湯が煮え立つように, 騒がしくておさまりがつかない。 鼎沸(テイフツ)。
<i>~を扛(ア)・ぐ</i>
〔史記(項羽本紀)〕
きわめて力が強いことの形容。
「身長一丈(ヒトツエ)力能(ヨ)く~・げたまふ/日本書紀(景行訓)」
Jiacw D. commented
エンカコ commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
djdjhhh55 commented
andy yy commented
manjuhuwanqing commented