※一※ (名)
「ますみのかがみ」と同義とも, 「まそ」は十分整った意ともいう。
「~手に取り持ちて/万葉 904」
※二※ (枕詞)
(1)まそかがみを, 見る・懸ける・床の辺に置く・磨(ト)ぐの意で, 「見る」「敏馬(ミヌメ)(地名)」「南淵(ミナブチ)山」「懸く」「床の辺(ヘ)去らず」「磨ぐ」にかかる。
「~見飽かぬ君に/万葉 572」「~敏馬の浦は/万葉 106」「~南淵山は今日もかも白露置きて/万葉2206」「~かけて偲(シヌ)へと/万葉 3765」「~床の辺去らず/万葉2501」「~磨ぎし心を許してし/万葉 619」
(2)「まそかがみのような」の意で, 「照る」「清し」にかかる。
「~照るべき月を/万葉 1079」「~清き月夜(ツクヨ)に/万葉 1507」
(3)鏡に映る影の意で, 「面影(オモカゲ)」にかかる。
「~面影去らず/万葉2634」
(4)鏡の箱には「ふた」があるので, 同音の地名「二上山」にかかる。
「~二上山に木の暗(クレ)の/万葉 4192」
Jiacw D. commented
エンカコ commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
djdjhhh55 commented
andy yy commented
manjuhuwanqing commented