(助動)
〔体言「そう」に断定の助動詞「だ」が付いたもの。 「そう」は「様(サマ)」の転とも「相」の字音ともいう〕
そういう話だということ, すなわち伝聞を表す助動詞。 動詞・形容詞・形容動詞, および「う・よう」「まい」「です」などを除いた大部分の助動詞の終止形に付く。
(1)伝え聞いたこととして述べるときに用いる。 …という話だ, …ということだの意味を表す。
「会長はもうすぐおいでになる〈そうだ〉」「病気はすっかりよくなった〈そうだ〉」
(2)古くは, 様態ないし推量の意を表すのにも用いられた。 ようだ。 らしい。
「鼻のさきにゐる某が見えぬ〈さうな〉/狂言・末広がり(虎寛本)」「あんまり早ひ死やうだからうそらしい。 これ権七さんそんならほんに死なすつた〈さうだ〉/洒落本・白狐通」
〔(1)中世後期江戸時代以降の語。 古くは直接体言に付くこともあり, また終止形に「そうな」の形も用いられた。 (2)話し言葉では, 語幹「そう」に助詞「ね」「よ」などを付けて用いられる。 「卒業したら就職する〈そう〉ね」「すっかり元気になった〈そう〉よ」〕
→ そうだ(様態の助動詞)
Jiacw D. commented
エンカコ commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
andy yy commented
djdjhhh55 commented
andy yy commented
manjuhuwanqing commented