Japanese Dictionary - Look up vocabulary, translate Japanese

Vocabulary Kanji Example Grammar Japanese - Japanese

Detail word “付け”

付け

づけ

〔動詞「付ける」の連用形から〕

(1)名詞に付いて，それを付けること，それで付けることなどの意を表す。

「さん～で呼ぶ」「糊～」

(2)日付を示す数詞の下に付いて，その日付であることを表す。

「三日～の手紙」「四月一日～で採用する」

付け

つけ

〔動詞「付ける」の連用形から〕

※一※ （名）

(1)勘定書き。請求書。書きつけ。

「～をまわす」

(2)現金払いでなく，後日まとめて勘定することにして帳簿につけておくこと。

「～で買い物をする」「この店は～がきく」

(3)歌舞伎で，見得(ミエ)・駆け足・打擲(チヨウチヤク)・立ち回りなどの時，上手(カミテ)横で大道具方または狂言方が，拍子木に似た柝(キ)で板を打つこと。また，その拍子。つけ拍子。

(4)「付け帳」の略。

(5)（普通「ツケ」と書く）囲碁で，相手の石に単独で接触させて打つ手。

(6)理由。口実。

「赤児を～に転寝(ゴロネ)しては/露小袖（乙羽）」

(7)手紙。

「此中(コンジユウ)～をよこした女(アマ)よ/滑稽本・浮世床（初）」

(8)その人についてまわる運。

「ここは～が悪い。又さきへ行つて飲みやれ/滑稽本・膝栗毛 8」

(9)連歌・俳諧で，「付合」に関するすべての事象（付心・付所・付味など）をさしていう語。

(10)名詞の下に付いて，それを付けることの意を表す。

「かざり～」「袖～」

→ につけ（連語）

※二※ （接尾）

動詞の連用形に付いて，し慣れていることの意を表す。

「行き～の店」

<i>～が回って来る</i>

〔あとから請求書が回ってくる意から〕

悪いことや無理をしたことの報いが現れる。

Words related

付け句

付け句（つけく）は、連歌、俳諧連歌における遊戯的な文芸のひとつ。連歌、俳諧連歌は本来、発句から始めて参加者が交互に下の句を続けていく集団文芸であるが、逆に下の句（七・七）のお題を用意し、気の利いた上の句（五・七・五）を考えて技巧を競う（前句付け）。付け句から発展した文芸が川柳である。川柳連句連歌表示編集

付(け)帯

つけおび

(1)女帯の一。後ろで結ぶ部分と胴の部分を別にした帯。軽装帯。

(2)「下げ帯」に同じ。

煮付け

につけ

魚・野菜などを煮つけた料理。

着付け

きつけ

(1)衣服，特に和服を形よく着ること。また，着せること。

「花嫁衣装の～を終わる」

(2)能装束で小袖を下着に着ること。また，その小袖。