あわれな悪魔
あわれな悪魔
むかしむかし、一匹のウシを飼っているお百姓が、ウシを牧場へ連れて行きました。
そしてウシが草を食べるのを見ながら、神さまにお祈りをしました。
「神さま。いつもわしらをお守りくださって、ありがとうございます。
今年もこのウシに、たっぷり草を食べさせてやってくださいまし」
それを一匹の悪魔が、しげみのかげから聞いていました。
「ふん。人間てやつは、何でもかんでもうまくいくと神さまにお礼を言う。ところがだ、
悪い事がおきると決まっておれたち悪魔のせいにする。
くやしいな、おれみたいにいい悪魔もいるっていうのに。
ちくしょうめ、見ていろ!」
それから、三日がたちました。
お百姓のウシが沼に落ちて、出られなくなっていました。
それを見るとお百姓は、ひどく怒りました。
「何て事をしやがる! また、悪魔のやつのイタズラだな!」
悪魔は、しげみのかげからつぶやきました。
「ほらな。やっぱり、おれの思っていた通りだ」
お百姓はウシを引っ張り出すために、手伝いの人を呼びに行きました。
「よし、いい事をするチャンスだ!」
悪魔はしげみから出てくると、動けなくなったウシを助けてあげました。
「へっへっへっ、今度こそ、おれもお礼を言われるだろう」
悪魔は、ニコニコ顔です。
やがて、お百姓が帰ってきました。
そしてウシが沼からあがっているのを見ると、お百姓は大喜びで言いました。
「おおっ、神さま。ウシを引っ張りあげてくださって、ありがとうございます」
あわれな悪魔
悪魔
むかしむかし、一匹のウシを飼っているお百姓が、ウシを牧場へ連れて行きました。
連れる
むかし
飼う
牧場
行く
一
匹
百姓
そしてウシが草を食べるのを見ながら、神さまにお祈りをしました。
神さま
草
見る
そして
食べる
ながら
お祈り
「神さま。いつもわしらをお守りくださって、ありがとうございます。
神さま
くださる
ありがとう
いつも
お守り
ござる
今年もこのウシに、たっぷり草を食べさせてやってくださいまし」
草
くださる
たっぷり
今年
食べる
させる
それを一匹の悪魔が、しげみのかげから聞いていました。
悪魔
一
聞く
匹
しげみ
「ふん。人間てやつは、何でもかんでもうまくいくと神さまにお礼を言う。ところがだ、
神さま
うまい
お礼
ところが
人間
言う
何でもかんでも
悪い事がおきると決まっておれたち悪魔のせいにする。
悪魔
事
決まる
おきる
悪い
くやしいな、おれみたいにいい悪魔もいるっていうのに。
悪魔
くやしい
みたい
ちくしょうめ、見ていろ!」
見る
ちくしょう
それから、三日がたちました。
日
それから
三
お百姓のウシが沼に落ちて、出られなくなっていました。
落ちる
出る
沼
百姓
られる
それを見るとお百姓は、ひどく怒りました。
怒る
ひどい
見る
百姓
「何て事をしやがる! また、悪魔のやつのイタズラだな!」
何
悪魔
事
悪魔は、しげみのかげからつぶやきました。
悪魔
つぶやく
しげみ
「ほらな。やっぱり、おれの思っていた通りだ」
思う
通り
やっぱり
お百姓はウシを引っ張り出すために、手伝いの人を呼びに行きました。
手伝い
引っ張る
人
行く
出す
呼ぶ
百姓
「よし、いい事をするチャンスだ!」
事
チャンス
悪魔はしげみから出てくると、動けなくなったウシを助けてあげました。
動ける
あげる
悪魔
助ける
出る
しげみ
「へっへっへっ、今度こそ、おれもお礼を言われるだろう」
お礼
今度
言う
悪魔は、ニコニコ顔です。
悪魔
ニコニコ
顔
やがて、お百姓が帰ってきました。
やがて
帰る
百姓
そしてウシが沼からあがっているのを見ると、お百姓は大喜びで言いました。
あがる
見る
喜び
そして
言う
大
沼
百姓
「おおっ、神さま。ウシを引っ張りあげてくださって、ありがとうございます」
神さま
あげる
くださる
ありがとう
おおう
引っ張る
ござる
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