加藤官房長官は
記者会見で、
菅内閣の
政権運営について「
国民に
行政サービスが
届いているのかをチェックし、
おかしいものがあれば、
しっかり是正して
いく」と
述べ、
縦割り行政の
打破などに
取り組む考えを
強調しました。
この中で、
加藤官房長官は
菅内閣の
政権運営について「
今回、
新型コロナウイルスを
経験し、
行政が
提供しているさまざまな
サービスが
届いているのか、
国民に
どううつっているのかという
視点から
一つ一つチェックし、
おかしいものがあれば、
しっかり是正して
いくのが
基本だ」と
述べ、
縦割り行政の
打破などに
取り組む考えを
強調しました。
また、「縦割り110番」といった縦割り行政の弊害に関する情報を集める仕組み作りについて「『縦割り110番』を含めて、国民の声を聞いていく。どう作っていくか、河野行政改革担当大臣のところで検討してもらう」と説明しました。
一方、臨時国会の召集時期について「新政権がスタートし、政権がどういうことを目指すかも含め、国会を通じて、国民に説明していく必要がある。ただ、具体的なスケジュールに関しては与党と相談させていただきたい」と述べるにとどめました。
「桜を見る会」菅総理大臣在任中は中止
加藤官房長官は午前の記者会見で、菅総理大臣が16日夜、総理大臣主催の「桜を見る会」を来年以降、中止すると述べたことについて、「菅総理大臣は来年以降、少なくとも在任中はやらないということを申し上げたと認識している」と述べました。
そのうえで、安倍政権で行うとしてきた会の在り方の検討については「方針として『やらない』ということであるのに、どういう点を検討するのか。菅総理大臣の判断で1つの結論は出ているのではないか」と述べ、否定的な考えを示しました。