25日午前、
長崎県佐世保市で
2歳の
女の子が
列車にはねられ、
病院に
運ばれましたが、
意識不明の
重体になっています。
警察は、
女の子が
線路の
反対側にいた
母親のもとに
行こうとして
事故に
遭ったとみて、
詳しい
状況を
調べています。
25日午前9時半ごろ、
長崎県佐世保市瀬戸越の
松浦鉄道の
線路で、
2歳の
女の子が
1両編成の
列車にはねられました。
警察によりますと、
女の子は
病院に
運ばれましたが、
意識不明の
重体になっています。
当時、列車は急停車しましたが、37人の乗客にけがはありませんでした。列車の運転士は警察の調べに対し、「女の子が列車の前に出てきたので警笛を鳴らしブレーキをかけたが、止まりきれなかった」と話しているということです。
現場に踏切や遮断機はありませんが、沿線の道路から線路に上がる階段があるため、横断できる構造になっていて、当時、線路の反対側には女の子の母親がいたということです。警察は、女の子が母親のもとに行こうとして列車にはねられたとみて、詳しい状況を調べています。
近所の女性「日常的に横断 ヒヤリとすることも」
近くに住む70歳の女性は、「踏切が少し離れているため、日常的に階段を使って線路を渡っていますが、列車が近づいてきてヒヤリとしたこともあります。子どもたちもよく渡っているので、見かけたときは列車に気をつけるよう注意していました」と話していました。