9日から
秋の
火災予防運動が
始まり、ことしは
住宅用火災警報機の
設置義務化が
始まってから
10年になることから、
警報器の
点検などを
重点に
全国各地で
取り組みが
行われています。このうち
東京・
大田区では、
東京消防庁蒲田消防署の
職員と
区の
担当者が、
木造住宅が
密集する
住宅街で、
火災の
被害に
巻き込まれることの
多い
高齢者の
住宅を
中心に
回りました。
ことしは住宅用火災警報機の設置の義務化が始まってから10年となり、ここ数年は、電池が切れるなど維持管理が不十分で適切に作動しなかったケースが増えていることから、火災予防運動は点検などに重点を置いています。
86歳の女性の家では、平成17年ごろに設置された火災警報器が電池切れか故障で作動しないことがわかり、消防職員が電池交換か本体を取り替えるよう説明していました。
女性は「まさか作動しないとは思わずに驚きました。すぐに交換したいです」と話していました。
蒲田消防署の鈴木浩二消防司令補は「今後も点検の必要性を訴えていきたい」と話していました。
秋の全国火災予防運動は今月15日まで行われます。