アメリカでのリハビリを
終えて
帰国している、
宇宙飛行士の
大西卓哉さんが
記者会見し、
初めて
宇宙飛行をした、ことし
1年について「
非常に
充実していた」と
振り返るとともに、
来年以降は「ほかの
天体に
行くための
準備をしたい」と
抱負を
述べました。
宇宙飛行士の
大西卓哉さんは、ことし
10月、
国際宇宙ステーションから地球に
帰還し、
地上での
生活に
体を
慣らすためのリハビリを
続けていましたが、これまでに
予定のプログラムを
終え、
先週から
帰国しています。
27日は東京で記者会見し、初の宇宙飛行となった、ことし1年について、「子どものころからの夢だった宇宙に行くことができ、大きな達成感を感じています。非常に充実した1年でした」と振り返りました。
また、「ことしを漢字ひと文字で表現すると」という質問に対して、大西さんは前職のパイロットにかけて、飛行機の「飛(ひ)」と答え、「初めて宇宙飛行を実現し、個人的にも飛躍できたので、『飛ぶ』という漢字をあてたい」と話し、色紙に書き込んでいました。
そして、来年以降は「ほかの天体に行ってみたい夢があります。月を目指すような動きが出てくれば、宇宙飛行士として準備したい」と述べ、日本人で初めて月へ行くことに意欲を示しました。
大西さんは、年末年始を家族と一緒に過ごし、来年1月半ばまで日本に滞在する予定です。