Actualités japonaises: ミスタードーナツ店長死亡は過労死遺族の訴え認める

ミスタードーナツ店長てんちょう死亡しぼうは過労かろう死し遺族いぞくの訴うったえ認みとめる

Jan 30, 2017 18:01

Furigana

ドーナツチェーン、ミスタードーナツの津つ市しのフランチャイズ店てんで、５ご年ねん前まえ、当時とうじ５ご０ぜろ歳さいの店長てんちょうが死亡しぼうしたのは、長時間ちょうじかん労働ろうどうによる過労かろうが原因げんいんだったとして、遺族いぞくが店みせを経営けいえいする会社かいしゃ側がわに賠償ばいしょうを求もとめた裁判さいばんで、津つ地方ちほう裁判所さいばんしょは遺族いぞくの訴うったえを認みとめておよそ４よん６ろく０ぜろ０ぜろ万まん円えんを支払しはらうよう命めいじました。５ご年ねん前まえ、ミスタードーナツの津つ市しのフランチャイズ店てんで店長てんちょうをしていた５ご０ぜろ歳さいの男性だんせいが早朝そうちょう、自家用車じかようしゃで通勤つうきん中ちゅうに、致死ちし性せい不整脈ふせいみゃくで死亡しぼうしました。男性だんせいが２にか所かしょの店長てんちょうを掛け持かけもちしていたことなどから、長時間ちょうじかん労働ろうどうによる過労かろうが死亡しぼうの原因げんいんだとして、遺族いぞくが、店みせを経営けいえいする三重みえ県けん四日市よっかいち市しの製菓せいか会社かいしゃ「竹屋たけや」と社長しゃちょうらにおよそ９きゅう５ご０ぜろ０ぜろ万まん円えんの賠償ばいしょうを求もとめていました。

３さん０ぜろ日にちの判決はんけつで、津つ地方ちほう裁判所さいばんしょの岡田おかだ治おさむ裁判さいばん長ちょうは「男性だんせいは、死亡しぼうする前まえの６ろくか月かげつ間かんの時間じかん外がい労働ろうどうの平均へいきんが月つき１いち１いち２に時間じかん余あまりだった。心身しんしんに負荷ふかがかかって病気びょうきを発症はっしょうし、死亡しぼうとの因果いんが関係かんけいが認みとめられる」などとして、およそ４よん６ろく０ぜろ０ぜろ万まん円えんの支払しはらいを命めいじました。

判決はんけつのあと遺族いぞくの弁護士べんごしが会見かいけんし、「会社かいしゃの責任せきにんを認みとめ、おおむね主張しゅちょうが認みとめられた」と述のべました。一方いっぽう、竹屋たけやは「判決はんけつを真摯しんし（しんし）に受け止うけとめ、全社ぜんしゃを挙あげて労働ろうどう環境かんきょうの改善かいぜんに努つとめます」とコメントしています。