これを受けて韓国政府は15日、第19代の大統領選挙の投票日を5月9日とすることを発表しました。
大統領選挙をめぐる最新の世論調査によりますと、革新系の最大野党「共に民主党」のムン・ジェイン(文在寅)前代表が32%でトップに立っていて、同じ党に所属するチュンチョン(忠清)南道のアン・ヒジョン(安熙正)知事が17%で2位につけています。
一方、保守系では、大統領の職務を代行しているファン・ギョアン(黄教安)首相が、立候補を表明していない中で、9%と3位にとどまっていましたが、ファン首相は15日の臨時閣議で、「国政の安定と公正な選挙のためだ」として、みずからは立候補しない意向を明らかにしました。
各政党はすでに選挙態勢に入っていて、大統領選挙の投票日が発表されたことで、公認候補選びが今後本格化する見通しです。