現職と
新人の2
人の
争いとなった
宇都宮市長選挙は、15
日投票が
行われ、
現職の
佐藤栄一氏が5
回目の
当選を
確実にしました。
宇都宮市長選挙の
投票は、
午後8
時に
締め切られました。
開票はまだ始まっていませんが、NHKの事前の情勢取材や、15日投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では自民党と公明党栃木県本部が推薦する現職の佐藤栄一氏が立憲民主党、共産党、社民党が推薦した弁護士の須藤博氏を引き離して極めて優勢です。
また、14日までに期日前投票をした人を対象に行った出口調査でも、佐藤氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、佐藤氏の5回目の当選が確実になりました。
佐藤氏は宇都宮市出身の59歳。ゴルフ場などを運営する会社の社長を経て、平成16年の市長選挙で初当選しました。
選挙戦で佐藤氏は、4期16年の実績を強調し、2年後の開業を目指すLRT=次世代型路面電車を活用した暮らしやすいまちづくりを進めると訴えました。
そして、自民党と公明党の支持層を固めたほか、支持政党をもたない無党派層からも一定の支持を集めて5回目の当選を確実にしました。