Báo tiếng Nhật: 長崎市で発見の恐竜化石は国内最大級の「ハドロサウルス上科」

長崎ながさき市しで発見はっけんの恐竜きょうりゅう化石かせきは国内こくない最大さいだい級きゅうの「ハドロサウルス上うえ科か」

Jul 12, 2021 21:07

Furigana

長崎ながさき市しで発見はっけんされた恐竜きょうりゅうの化石かせきについて福井ふくい県立けんりつ恐竜きょうりゅう博物館はくぶつかんが調しらべたところ、全長ぜんちょう9メートルほどの国内こくない最大さいだい級きゅうの「ハドロサウルス上うえ科か」の化石かせきと分わかりました。調査ちょうさした恐竜きょうりゅう博物館はくぶつかんは「大おおきな恐竜きょうりゅうが群むれで生息せいそくしていたことを示しめす重要じゅうような化石かせきだ」としています。

福井ふくい県立けんりつ恐竜きょうりゅう博物館はくぶつかんと長崎ながさき市しは、長崎ながさき半島はんとう西にし海岸かいがんにある三ツ瀬みつぜ層そうと呼よばれる8100万まん年ねん前まえの白はく亜紀あきの地層ちそうで共同きょうどうで発掘はっくつ調査ちょうさを行おこなってきました。

平成へいせい28年ねんの調査ちょうさで化石かせきが見みつかり、恐竜きょうりゅう博物館はくぶつかんが復元ふくげん作業さぎょうを進すすめたところ、復元ふくげんされた化石かせきは関節かんせつや骨ほねの形かたちから大型おおがたの恐竜きょうりゅうの左肩ひだりかたの肩かた甲骨こうこつと分わかりました。

さらに詳くわしく調しらべたところ、関節かんせつに特徴とくちょう的てきな突起とっきが見みつかり「鳥とり脚あし類るい」と呼よばれる進化しんか的てきな草食そうしょく恐竜きょうりゅう「ハドロサウルス上うえ科か」の骨ほねだと分わかったということです。

見みつかった骨ほねの大おおきさから恐竜きょうりゅうの全長ぜんちょうは9メートルほどと推測すいそくされ、これまで見みつかった鳥とり脚あし類るいの恐竜きょうりゅうでは国内こくない最大さいだい級きゅうだということです。

長崎ながさき半島はんとうでは別べつの場所ばしょからも「ハドロサウルス上うえ科か」や大型おおがたの「ティラノサウルス科か」、それに小型こがたの肉食にくしょく恐竜きょうりゅうなど多種たしゅ多様たような化石かせきが見みつかっています。

福井ふくい県立けんりつ恐竜きょうりゅう博物館はくぶつかんの宮田みやた和かず周しゅう主任しゅにん研究けんきゅう員いんは「長崎ながさきに大おおきな恐竜きょうりゅうたちが群むれで生息せいそくしていたことを示しめす重要じゅうような化石かせきだ」と話はなしています。