親が教育のためだと言って、子どもをたたいたり蹴ったりして、子どもが亡くなる事件が続きました。このため、親の体罰を禁止する法律ができました。法律が来年4月に始まる前に、親が何をしたら体罰になるかを書いたガイドラインの案を専門家が作りました。
この案では「親が教育のためだと思っても、体が痛くなったり苦しくなったりすることは全部、法律で禁止になる体罰です」と書いてあります。例えば、「子どもを叱っても言ったとおりにしないので、顔をたたいた」とか「悪いことをしたので、足が痛くなるまで長い時間座らせた」、「宿題をしなかったので、食事を出さなかった」などは、全部体罰だと説明しています。
国は、いろいろな人の意見を聞いて、来年3月までにガイドラインを作ります。