ドイツのメルケル
首相は、
変異した
新型コロナウイルスにより
感染が
再び急速に
拡大しているとして、
新たな
措置を
発表しました。
来月の
キリスト教の
復活祭、イースターの
休日に
合わせて、
これまで
営業を
認めてきた
食料品店も
含め、
店舗の
営業を
原則として
禁止する
などとしています。ドイツでは
今月、
条件付きで
小売店や
博物館などの
営業再開を
認める、
段階的な
緩和が
始まりましたが、イギリスで
確認された
変異ウイルスが
新たな
感染の7
割以上を
占めるようになり、
感染が
再び急速に
拡大しているとして
警戒が
強まっています。
メルケル首相は23日、記者会見し、家族などと集まる機会の増える来月はじめのイースターの休日合わせ、新たな措置を発表しました。
この中では来月1日から5日まで、店舗の営業を原則として禁止し、これまで認めてきた食料品店についても、3日の土曜日を除いて営業を禁止するとしています。
また、市民に対しては自宅にいるよう呼びかけ、家族や友人と集まる場合は、子どもを除く最大2世帯5人までに人数を制限するということです。
メルケル首相は会見で「私たちはいま、新たなパンデミックに直面している」と述べ、厳しい措置に理解を求めました。