「バリアフリー映画」は、耳や目に障害がある人も一緒に楽しむことができる映画です。会話や何をしているかを説明する字幕や、人が説明する声が映画についています。特別なめがねやスマートフォンのアプリを使って、字幕を見たり説明を聞いたりすることができます。
東京のNPO「メディア・アクセス・サポートセンター」が、去年11月までの1年間の日本の映画を調べると、バリアフリー映画は16.3%だけでした。
バリアフリー映画でも、映画館が特別なめがねを用意していなかったため、字幕を見ることができない場合がありました。
耳に障害がある人を手伝っている人は「耳が聞こえない人も映画を見て、周りの人と一緒に笑ったり泣いたりできるようになってほしいです」と話しています。