東京海上日動の代理店で約2500件の個人情報が漏洩(ろうえい)していたことが分かりました。現時点で漏洩した情報が悪用されたケースなどは確認されていないとしています。
東京海上日動によりますと、東京海上日動の社員が代理店同士をつなぐシステムの設定を誤り、一部の代理店でアクセス権限のない他の生命保険や損害保険の契約情報を閲覧できる状態になっていたということです。
不正アクセスは過去5年間で約2500件に上るとみられ、漏洩した情報は契約者の氏名や生年月日、契約内容などでした。
現時点で外部への漏洩や情報を悪用した被害は確認されていないということです。
原因となった設定ミスは先月14日に解消されていて、東京海上日動は不正アクセスの件数などを12月末までに調査する予定です。