神戸市中心部で21
日、
市営バスが
歩行者を
次々にはね、
2人が
死亡、
6人がけがをした
事故で、バスは
時速十数キロで
横断歩道に
進入したとみられることが
警察への
取材で
分かりました。
神戸市の
JR三ノ宮駅前で21
日、
市営バスが
横断歩道の
歩行者を
次々にはね、23
歳のアルバイト
男性と20
歳の
女子大学生が
死亡し、
男女6人がけがをしました。
警察は23日、運転手の大野二巳雄容疑者(64)を過失運転致死傷の疑いで検察に送り、勤務先の神戸市交通局の中央営業所を捜索しました。
警察によりますと、ドライブレコーダーの映像などから、バスは赤信号で止まらず、時速十数キロで横断歩道に進入したとみられ、歩行者を次々にはねながら約30メートル走り続けたあと、中央分離帯に衝突して止まったということです。
捜査関係者によりますと、バスが動き出した時、運転手は下を向いていたということで、警察は、運転操作のミスが事故につながったとみて調べています。
捜索3時間 運行管理や勤務の記録押収か
神戸市交通局の中央営業所への警察の捜索は、午前9時半すぎからおよそ3時間にわたって続きました。午後0時半ごろ、営業所の事務所から段ボール箱を抱えた5人の捜査員が出てきました。バスの運行管理や運転手の勤務記録などの書類を押収したものとみられます。