台風19
号の
被害で
出るがれきや
壊れた
家具などの
災害廃棄物は、
数百万トンにのぼり、
去年の
西日本豪雨の
時の
量を
上回る見通しで
あることが
分かりました。
環境省は
被災地以外の
自治体にも
協力を
要請して
処理を
急ぐことにしています。
環境省によりますと、
台風19
号による
災害廃棄物は
浸水の
被害にあった
住宅の
数などから11の
都県で
数百万トンと
推定されています。
まだ、詳細には把握できていませんが、去年7月の西日本豪雨の際に岡山県や広島県などで出たおよそ200万トンを上回る見通しです。
また、16日の時点で合わせて10のごみ処理施設が浸水の被害などで運転を停止している影響もあり、災害廃棄物が処理できずに放置されている場所が各地にあるということです。
環境省は被災地以外の自治体や民間の事業者に対してごみの受け入れなどについて協力を要請しています。
また、災害現場に環境省の職員を派遣して廃棄物の仮置き場の設置の支援なども行っていて、今後、処理を迅速に進められるよう対応にあたりたいとしています。