“できるだけ対面たいめんで授業じゅぎょうを” 萩生田はぎうだ文科ぶんか相しょうが大学だいがく側がわに要望ようぼう

東京とうきょう都内とないで開ひらかれた会合かいごうには、萩生田はぎうだ文部もんぶ科学かがく大臣だいじんのほか、大学だいがく側がわから、国立こくりつ大学だいがく協会きょうかい、公立大こうりつだい学がく協会きょうかい、日本にっぽん私立しりつ大学だいがく連盟れんめい、日本にっぽん私立しりつ大学だいがく協会きょうかいの代表だいひょう者しゃが出席しゅっせきし、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうが続つづく中なかでの大学だいがくの授業じゅぎょうの在り方ありかたについて意見いけんを交かわしました。

この中なかで、萩生田はぎうだ大臣だいじんは「対面たいめんの授業じゅぎょうが十分じゅうぶんに受うけられないという学生がくせいの声こえや、入学にゅうがくしてから数かぞえるほどしか、キャンパスに足あしを踏み入ふみいれていないというという、新入生しんにゅうせいの切実せつじつな声こえが寄よせられている。可能かのうなものについては感染かんせん対策たいさくを講こうじたうえで、対面たいめんによる授業じゅぎょうも検討けんとうしてほしい」と述のべ、できるだけ対面たいめんによる授業じゅぎょうを実施じっしするよう大学だいがく側がわに要望ようぼうしました。

そのうえで「ことしはコロナ禍かで大変たいへんだということで、オンラインの規制きせいを事実じじつ上じょう撤廃てっぱいしたが、それを根拠こんきょに対面たいめん授業じゅぎょうをやらなくていいという間違まちがったメッセージになっているのだとしたら、改あらためて通知つうちを出だしたい」と述のべました。

これに対にたいし大学だいがく側がわからは「感染かんせん状況じょうきょうを踏ふまえて、対面たいめんによる授業じゅぎょうも進すすめていきたい」という受け止うけとめの一方いっぽう、「大だい都市とし圏けんでは対面たいめん授業じゅぎょうを、なかなか開あけない」という意見いけんや「オンライン授業じゅぎょうに満足まんぞくしている声こえも多おおい」という指摘してきが出だされました。

会合かいごうのあと、萩生田はぎうだ大臣だいじんは記者きしゃ団だんに対にたいし「大学だいがく側がわはぜひ相談そうだん窓口まどぐちを充実じゅうじつし、授業じゅぎょうに関にかんする大学だいがくの方針ほうしんをきちんと説明せつめいしてほしい。大事だいじなのは、学生がくせいの皆みなさんの納得なっとくや満足まんぞくだ」と述のべました。