国産では初となる手術を支援するロボット「hinotori」。医師免許を持っていた漫画家の手塚治虫さんの作品「火の鳥」にちなんで名づけられました。
産業用のロボットは通常6つの関節で動きますが、「hinotori」は8つの関節を持つことで人間には難しいとされる細かい作業が可能になりました。
手術支援ロボットでは、アメリカの企業が開発した「ダヴィンチ」がおよそ7割のシェアを占めていますが、開発した企業は「産業用ロボットで培ってきた日本の技術で世界と戦っていきたい」としています。
「hinotori」は、今年8月に国産で初めて製造販売の認可を取得していて、2030年に売り上げ1000億円を目指すということです。