27日、東京都立高校の入学試験で、初めて英語を話すテストがありました。東京都の教育委員会は、英語を使うことができるようにするための教育を行っていて、話す力を調べるテストを始めました。
テストの時間は約15分です。生徒たちはマイクがついているヘッドセットをして、英語で質問に答えたり絵の説明をしたりします。
生徒たちの声を録音したデータは、教育の仕事をしている会社がフィリピンに送ります。そして、英語を教える資格がある人が点をつけます。このテストについて、専門家や親などは、点をつける基準や方法などがはっきりしていないため問題があると言っています。
テストを受けた生徒は「前にこのようなテストを受けたことがないので難しかったです」と話していました。