Actualités japonaises: トランプ氏原爆投下を引き合いに大統領の免責特権を主張

トランプ氏し原爆げんばく投下とうかを引き合ひきあいに大統領だいとうりょうの免責めんせき特権とっけんを主張しゅちょう

Jan 21, 2024 18:01

Furigana

アメリカのトランプ前ぜん大統領だいとうりょうは、選挙せんきょ演説えんぜつのなかで、広島ひろしまと長崎ながさきへの原爆げんばく投下とうかを決断けつだんした当時とうじのトルーマン大統領だいとうりょうについて免責めんせき特権とっけんがあったため実行じっこうできたとして原爆げんばく投下とうかを引き合ひきあいに出だして大統領だいとうりょうには免責めんせきが認みとめられるべきだとの持論じろんを展開てんかいしました。

トランプ氏しは、共和党きょうわとうの大統領だいとうりょう候補こうほ者しゃ選えらびの第だい2戦せん、東部とうぶニューハンプシャー州しゅうの予備よび選挙せんきょを前まえに20日にち夜よる、州しゅう内ない最大さいだいの都市とし、マンチェスターで支持しじ者しゃを前まえに演説えんぜつしました。

このなかでトランプ氏しは原爆げんばく投下とうかを決断けつだんした当時とうじのトルーマン大統領だいとうりょうについて「敵対てきたい勢力せいりょくに起訴きそされるなら広島ひろしまや長崎ながさきには、行おこなわなかっただろう」と述のべ、トルーマン大統領だいとうりょうは免責めんせき特権とっけんがあったため実行じっこうできたと主張しゅちょうしました。

その上うえで「あなたがたは大統領だいとうりょうに免責めんせき特権とっけんを与あたえるべきだ」と述のべ、原爆げんばく投下とうかを引き合ひきあいに出だして大統領だいとうりょうには免責めんせきが認みとめられるべきだとの持論じろんを展開てんかいしました。

また、原爆げんばく投下とうかについて「決けっしてよいことだとは言いえないが、第だい2次じ世界せかい大戦たいせんを終おわらせた」と述のべました。

トランプ氏しは、3年ねん前まえに起おきた連邦れんぽう議会ぎかいへの乱入らんにゅう事件じけんをめぐり、その前まえの年としに行おこなわれた大統領だいとうりょう選挙せんきょの結果けっかを覆くつがえそうとしたなどとして起訴きそされたことを受うけ、大統領だいとうりょうには免責めんせき特権とっけんが適用てきようされると訴うったえて連邦れんぽう控訴こうそ裁判所さいばんしょで争あらそっています。