香港で
続く抗議活動をめぐり、
アメリカのグーグルが
傘下に
持つ動画共有サイト「ユーチューブ」の、
中国当局が
関与したとみられる200
余りの
チャンネルを
閉鎖したことについて、
中国外務省は「
中国の14
億人の
願いは
香港の
暴力を
制圧することで、
その意志は
封殺できない」として
不快感を
示しました。
アメリカのグーグルは、
傘下に
持つ動画共有サイト「ユーチューブ」で、
香港で
続く抗議活動に関する
映像が
組織的に
投稿されていたとして、210の
チャンネルを
閉鎖したと
発表し、
今回の
措置は
中国当局の
関与を
確認したためとみられています。
これについて、中国外務省の耿爽報道官は23日の記者会見で、グーグルがとった措置について詳細は把握していないとしたうえで「香港の同胞を含む14億人の中国人の最大の願いは香港の暴力を制圧して秩序を回復することだ。14億人の意志は操ることはできず、当然、封殺することもできない」と述べ、グーグルの措置に不快感を示しました。
香港情勢をめぐってはアメリカのツイッターとフェイスブックが、香港でのデモの正当性をおとしめるなど政治的な対立をあおる内容が投稿されていたとして900以上のアカウントを閉鎖したと発表し、これらには中国当局の関与が確認されたと指摘しています。