4年前の7月18日、アニメの会社「京都アニメーション」に男が放火をして、火事で36人が亡くなりました。
61歳で亡くなった木上益治さんは、有名なアニメ「AKIRA」や「火垂るの墓」などの絵をかいた人です。木上さんは30年以上前、「小さなジャムとゴブリンのオップ」という絵本を作りました。魔法を使うことができる子どもが、自分の心の弱さに負けないで成長していく話です。
この絵本をアニメにすることが決まりました。木上さんと一緒に仕事をした人などのチームが、15分ぐらいのアニメを今年中に作る予定です。
チームの人は「絵本の中の、ほかの人を大事にして、考え方が違う人と友達になろうとする気持ちは、今の時代に必要なことだと思います」と話しました。