大相撲で
先場所初優勝を
果たした
関脇の
玉鷲が、
来月の
春場所に
向けて
大阪で
会見し、「
期待に
応えられるよう
頑張りたい」と
意気込みを
述べました。34
歳の
玉鷲は、ことし
1月の
初場所で13
勝を
挙げ
初優勝を
果たし、25
日に
発表された
春場所の
番付では
西の
関脇となりました。
玉鷲は25日、大阪 平野区で会見し、「優勝してからいろんな人におめでとうと言われてきて、あっという間にきょうを迎えた。春場所も期待に応えられるよう頑張りたい」と意気込みを述べました。
また、先場所の優勝について改めて振り返り、「最後の3日間の緊張感を経験できたので、今度、もう1度そういうことがあっても楽にいける。簡単には心が折れないように精神的に強くなっている」と自身の成長を感じていました。
今後の大関昇進を目指すにあたり、今場所は勝ち星を重ねることが求められますが、「いつもどおり相撲を取ることを考え、番付のことは、なるべく考えないようにする」と自然体を強調しました。
そして、目標は最低ふた桁勝利かと聞かれると、「そうですね。上のことを考えるとしたらそれからです」と話していました。
会見は、師匠の片男波親方の義理の兄が経営する喫茶店で行われ、玉鷲がコーヒーを飲むなどリラックスして過ごす様子も見られました。
大相撲春場所は、来月10日に大阪府立体育会館で初日を迎えます。