Actualités japonaises: ＪＯＣ竹田会長退任が避けられない見通し

ＪＯＣじぇいお-し-竹田たけだ会長かいちょう退任たいにんが避さけられない見通みとおし

Mar 15, 2019 04:03

Furigana

東京とうきょうオリンピックの招致しょうちをめぐる贈賄ぞうわいに関与かんよした疑うたがいでフランスの司法しほう当局とうきょくから調査ちょうさを受うけているＪＯＣじぇいお-し-＝日本にっぽんオリンピック委員いいん会かいの竹田たけだ恒和つねかず会長かいちょうが、ことし６月ろくがつの改選かいせんで続投ぞくとうせず、退任たいにんが避さけられない見通みとおしであることが複数ふくすうの関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで分わかりました。竹田たけだ会長かいちょうをめぐっては、東京とうきょう大会たいかいの招致しょうちの過程かていで招致しょうち委員いいん会かいのトップとして贈賄ぞうわいの疑うたがいが持ち上もちあがり、去年きょねん12月つきからフランスの裁判所さいばんしょが裁判さいばんを開ひらくかどうかを審査しんさする「予審よしん手続てつづき」を進すすめています。

この問題もんだいで竹田たけだ会長かいちょうは一貫いっかんして潔白けっぱくを主張しゅちょうしていますが、ことし１月いちがつに開ひらいた記者きしゃ会見かいけんで質疑しつぎに応おうじないなど説明せつめい責任せきにんを果はたせず、その後そのご、国際こくさい会議かいぎを欠席けっせきするなど海外かいがい出張しゅっちょうを相次あいついで見送みおくり、会長かいちょうとしての活動かつどうに影響えいきょうが出で始はじめています。

さらにＩＯＣあいお-し-＝国際こくさいオリンピック委員いいん会かいが、予審よしん手続てつづきから起訴きそに進展しんてんした場合ばあいの東京とうきょう大会たいかいへのリスクを強つよく懸念けねんしていることも、ＮＨＫえぬえいちけいの取材しゅざいで新あらたに分わかりました。

竹田たけだ会長かいちょうは当初とうしょ、東京とうきょう大会たいかいを見据みすえことし６月ろくがつの改選かいせんで続投ぞくとうすることが既定きてい路線ろせんでしたが、こうした状況じょうきょうを踏ふまえＪＯＣじぇいお-し-の幹部かんぶや大会たいかいの関係かんけい者しゃからは続投ぞくとうは厳きびしいという声こえや、みずから進退しんたいを判断はんだんすべきだという意見いけんが相次あいついでいて、竹田たけだ会長かいちょうの退任たいにんは避さけられない見通みとおしです。