海洋環境保護団体シー・シェパードは今回の件について、「残忍かつ対処の仕方をひどく誤った」大虐殺であり、1回の漁としてはこの地で史上最大規模の漁となったと非難しています。
同団体は、1428頭ものカマイルカの大群がスピードボートおよびジェットスキーによってエストゥロイ島のスカラボトヌールの浜辺に囲い込まれ殺されました。
毎年恒例の捕鯨漁は、地元の文化の一部として数世紀にわたって続いていますが、通常はゴンドウクジラが漁の対象となっています。
ただここ数十年、漁の慣行はフェロー諸島政府の厳格な規制を受けており、漁の許可および漁法についての指針が定められています。