アメリカが22日から輸入規制を撤廃したのは、福島県産のコメや原木シイタケ、牛肉などのほか、宮城県産の野生きのこ類など合わせて14県の延べ100品目です。
農水省によりますと、去年の日本からアメリカに向けた農林水産物や食品の輸出額はおよそ1200億円となっていて、輸出相手としては3番目となります。これまでアメリカは県ごとに輸入の停止を行ってきましたが、今回の措置で日本産食品に対する輸入規制は完全に撤廃されます。
これで、原発事故に伴う輸入規制を続けているのは中国や韓国など14の国と地域となります。